#07 治すのに時間と費用がかかる虫歯の状態【静脈内鎮静法 体験記】

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いくつかの歯医者で歯の状態を診てもらい、その治療にかかる日数や費用を聞いてきたことで、どのような状態の歯が治すのに手間がかかるのか、費用がかかるのかが分かったので、以下にまとめました。

虫歯の状態と治療時間・費用

まず、状態別に治療に手間がかかる順に並べます。

↑簡単に終わる

①虫歯が神経まで達していない状態
虫歯を削って、そこに詰め物をし、治療は終わり。虫歯の状態が軽いほど、歯を削る量も少なくなる。

②虫歯がかなり進行していて歯がほぼ欠けていて抜歯が必要な状態
抜歯はすぐ終わり、費用も安い。ただしその後そこを何で補うかで費用と完了までの時間が変わってくる。

③虫歯が神経まで達している状態
根の治療(根管治療)をしなければならず、複数回の通院が必要となる。またその後の詰め物で費用が変わってくる。

↓手間がかかる

まず①、そこまで重度じゃない虫歯の治療時間は短く、費用も安く済むのは明らかです。

続いて②、もう抜くしかないくらいに進行した虫歯であれば、抜くだけなので治療時間は短いです。

最後に③、抜くほどじゃないけどかなり進行している虫歯というのが、根の治療/根管治療(歯を削って根の中に入り込んだ虫歯菌を取り除く作業)が必要なので、治療には複数回(5,6回くらい)の通院が必要となります。

であれば、③のように中途半端に悪い状態じゃなくて、②のようにどうしようもなく悪い状態の方が治療が早く終わるからいいと思われる方がいるかもしれませんが(歯医者嫌いの私も実は少し思ってました)、①と③は歯が残ります。②は歯が無くなります。これは以降の生活にかなり影響があるポイントになってきます。

続いて費用面。

虫歯を削ったり抜いたりするだけであれば、そこまで費用はかからないんですが、その削ったり抜いたりした箇所を、補うための詰め物が高くなる可能性があります。

例えば削ったところにする詰め物の場合、銀歯など、質が微妙なものは安いのですが、安いもの剥がれやすかったり、隙間から虫歯が再発してしまうなど、多くのリスクを伴います。逆に質の良い詰め物はそのリスクを軽減できますが、高額になってしまいます。

抜いた場合も同じです。入歯は安いのですが、見た目やその後のメンテナンスに手間がかかってしまいます。インプラントは機能面ではかなり優れているのですが、治療完了までに数か月かかり、費用がかなり高額になってしまうという欠点もあります。ちなみに、あまり利用しない歯だからという理由で、抜歯箇所を他で補わずに放置していると、そのスペースを周りの歯が埋めようとして倒れてきて、他の歯に悪い影響が出てしまうので絶対NGのようです。

まとめると、虫歯は進行するにつれ、治療するのに時間や費用がかかるようになり、手遅れになると抜かなければいけなくなりその後の人生(生活)にも影響する事になってしまいます。

早く治療すればするほど、簡単にコストもかからず治療が完了する。

軽い虫歯であれば治療時に痛みもなく、治療にかかる時間もかなり短くなる。歯医者が苦手ならば断然早く行った方がいいという事。

大量の虫歯を抱えて手遅れになった私は、これをもっと早く意識するべきでした…

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