#12【静脈内鎮静法 リアル体験談レポート】親知らず抜歯や虫歯治療をまとめてやった感想

スポンサーリンク

こちらのページでは、歯科恐怖症の私が、静脈内鎮静法を使って虫歯を一気に治療した時のレポートをまとめています。

本日、静脈内鎮静法を初体験してきて、帰ってきてすぐにこちらの記事を書いているので、その時感じた事など、かなり具体的に治療の様子を書くことが出来ていると思います。

静脈内鎮静法の利用を検討している方や、当日どのような事をするのか少し不安な方に、治療当日の具体的な内容をまとめていますので、オススメの記事です。

静脈内鎮静法レポート

私は歯科恐怖症で、今まで歯医者から逃げに逃げてきた結果、口内は虫歯だらけでひどい状況(⇒治療前の口内の状況)になっています。

この状況から脱出できる唯一の望み”静脈内鎮静法”を知り、いくつかの歯科医を巡り、自分に合った条件の歯医者を見つける事が出来ました。

そして、ついにこの日が気ました。

静脈内鎮静法を利用して、虫歯をまとめて治療する日が。

朝起きてから、いよいよ今日だなと、苦手な歯医者+初体験の治療法という事もあり、不安な気持ちでいっぱいです。

とりあえず静脈内鎮静法には、当日の注意点がいくつかあるので、治療中に何かあると怖い私は、ちゃんと全て厳守しました。

歯医者の予約時間までは緊張しすぎて何も手に着かず、トイレにこもっているか、他の人の体験談を読んで過ごしました。

他の方の体験談は「寝てる間に一瞬で終わった」「目を閉じて開いたらもう終わってた」という感想が多く、「きっと大丈夫、きっと大丈夫」と自分も心に言い聞かせていました。

そんなこんなで出発時間。

自宅から歯医者まで電車で1時間。不安・心配・緊張と戦う1時間。

歯医者に着き、いつも通りに受付を済ませて待合室で待つこと5分。

「●●さーん」

ついにその時がやってきました。

緊張MAX状態で中に入ります。

治療の場所は何か特別な場所に連れていかれるでもなく、普通のいつも治療をやる場所でした(一番奥の場所でしたが)。

荷物を置き、イスに座ります。

目の前にレントゲンがあり、まず今日治療する歯のチェック。

今まで話し合っていた内容の再確認がされます。

そして静脈に点滴を打ちます。普通の注射と同じくらいの痛みでした。

「まだ麻酔は入れませんので」

とりあえずさしておくだけらしい。

その後、処置中の体の状態を確認するクリップを右手の指先につけ(かるく挟むだけ)、健康診断で使うような血圧計を左腕に着けました。

「イス倒しますね」

イスが倒され、タオルで目隠し、足元にブランケットもかけていただけました。

口の中を診て、再度歯のチェック。

鼻の前に酸素が出る管を置かれます(鼻に入れたわけではなく前に置いただけ)。

「鼻で呼吸しててください」

「それでは治療を始めていきますね」

本当にこの睡眠時間十分の目バチバチ状態ですぐ寝るのかなぁ…直前ではそんな事を考えてました。

開始宣言をされて何秒くらいで寝るのかなぁと思っていて秒数を数えてました。

1分くらいたっても特に意識は無くならず、なんか治療が始まりそうだったので、

「まだ意識あります」みたいな事を言った覚えがあります。

それを言った直後に意識が無くなりました。

気づくと、最初に装着した点滴やクリップ、血圧計はそのままの状態で、口の中だけが治療されていました。

目の前の時計を見ると17時。治療開始が14時だったの3時間経っていました。

治療中の事を全く覚えてないという方が多いですが、私は薄っすらと、終わりかけの時なのか口の中をのぞかれていた記憶はあります。恐らく数秒程度の記憶だったと思います。

その際に特に恐怖や痛み等は感じませんでした。なんというか自分には関係ない出来事のように俯瞰して見えてたって感じがしたんですよね。夢だったのかもしれません。

という訳で、静脈内鎮静法を用いた治療自体は、怖い体験や痛み等、全く無く終える事が出来ました。

処置中の記憶も数秒程度しかありません。全く無い人も多いみたいですね。

本当に治療前におびえてた時間がもったいなかったという感じです。

一度に多くの歯を治療したので、当然口の中には違和感がありました。それ以外に、唇がマヒしていて口や唇をうまく動かせなかったです。恐らく麻酔が効いてるのでしょう(これは1~2時間で回復しました)。

そして、誰かに呼ばれて起きたわけではない私は、意識が戻った時に周りに誰もいない状態でした。

誰か呼んだ方がいいのかな?とも思いましたが、とりあえずこのまま休んでおくかと思い、10分くらいそのままでいたのですが、歯医者の椅子が微妙に曲がってて腰が痛くなってきたので、これはちょっと起き上がりたいと思い、鼻の前に置かれている酸素が出ている管をどけようとしたのですが、管が体の周り1周してて、これを取っても起き上がれない事に気づきました。

そんな感じでもぞもぞ動いていると、近くを通りかかったスタッフの方が、どうされました?みたいな感じで声かけてくれたので、起き上がりたいですと伝えると起き上がらせてくれて、担当医を呼んできてくれました。

「頭がふらふらするとか無いですか?」

特に変わった感じは無いですねと答え、トイレ行ってきますと席を立った瞬間、

めっちゃフラフラしました!

座ってるとあまり感じなかったのですが、立ってみるとこんなにフラフラしてたんだなと。

自分でまっすぐ歩くことは出来たんですが、頭がフラフラしてる感覚。お酒を飲んで酔っ払っている感覚に似てました。

30分くらいイスで休憩して、フラフラも無くなったので帰宅です。

お薬を処方してもらいました。

毎食飲む化膿止めのフロモックス錠、痛みが出てきた時に飲むロキソニン。

それと、抜歯を3本もしたので、また出血する事もあるらしく、その時に噛んで止血するガーゼもいただきました。

そしてお会計は、
126,820円!

さすが自費診療。

クレジット決済出来たので、楽天カード使って1%還元もらっておきました。少しでも節約。

それでは最後に、お口の中がどうなったのか写真を載せておきます。


before(治療対象箇所)
↓↓↓↓
after

こちらが治療直後の写真です。

私は虫歯の数がすごいので、今回は上の歯のみの治療でした。

それでも親知らず含め3本の抜歯+複数の虫歯の治療を行ったため、結構全体的に治療されている事が写真から分かると思います。

あっ、それと、治療後に抜歯箇所にガーゼを挟んで噛み続けるのですが、これは止血のためのものなので、ある程度強く噛み続けた方がいいです。こちらの記事でその後の経過についてまとめていますが、力入れて噛んでおかないと止血されないんですよ。抜歯初めてだったので知りませんでした…

今回の費用
静脈内鎮静法での治療 126,820円
交通費 820円

これまで治療にかかった全費用
132,960円

>静脈内鎮静法 体験談一覧<

コメント

タイトルとURLをコピーしました