痔の治療方法と悪化させないために日常生活で気を付ける事

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私はかれこれ10年ほど痔と付き合っています。

手術はしておらず、発覚時からずっと薬で対応していて、日常生活で気を付けることで悪化させることなくストレスなく付き合えています。

痔かもしれない…

どんな症状があるの?

検査方法や治療法を知りたい

日常生活で気を付ける事は?

等々、気になっている方の参考になるように、”痔について” 私の体験談を交えながらこちらのページにまとめました。

痔の症状・検査方法

まず私が痔だと発覚した時の症状は、排便後にティッシュでお尻をぬぐった時、ティッシュに血が付いていた事でした。

いわゆる血便というやつです。

血便が出るという事は明らかに体のどこかに異常があるので、すぐに肛門科に見てもらい『いぼ痔』という診断を受けました。

痔には「Ⅰ度」から「Ⅳ度」までの4つのレベルがあり、

症状が軽い(Ⅰ度)←→症状が重い(Ⅳ度)

という感じで、Ⅲ度から手術での治療をすすめられるようです。

私は診断の結果「Ⅱ度」でした。

私の場合、血便以外の症状はほとんどなかったのですが、2時間ほど座りっぱなしや排便時に強くいきむと、お尻が痛くなったり、肛門が少し腫れたりはしました。

ちなみに当然ですが、発覚が遅くなればなるほど、痔の症状は悪くなっていくと思うので、症状が出たら出来るだけ早く病院に行くことをオススメします。

病院での診察・検査方法は、肛門周辺にゼリーのようなものを塗り、細いカメラを入れて肛門の入口付近を確認するだけなので、痛みもないですしすぐ終わります。

治療方法

痔の治療には2つあり、

軟膏による薬での治療と、手術等の外科的治療です。

私はⅡ度だったため、手術しても薬で対応してもどちらでもいいと言われたので、薬を選択しました。

上記のような、お尻に直接注入する軟膏を利用しています。

ただし、痔は薬(軟膏)では治りません

私も上記の軟膏は症状が出た時に一時的に症状を抑えるために使っています。

痔を治すには手術が必要です。

私は手術はしていないため、10年程この軟膏を利用している事になります。

こう聞くと面倒くさそうですが、軟膏を使い続けることに特にストレスは感じません。

悪化させないために気を付ける事

痔は以下の行動をすると悪化してしまいます。

①長時間同じ姿勢を続ける

②排便時に強くいきむ

痔が悪化する原因として冷えや飲酒、疲労等も挙げられますが、私は特に意識した事はありません。

ただ、上記2つを行うと明らかに症状が出ることが多かったので、上記2つだけは日頃から注意しています。

①はとにかく2時間を超えるくらいの長時間同じ姿勢を続けない事。これは座りっぱなしはもちろんの事、立ちっぱなしとかもNGです。

作業に集中しているとずっと同じ姿勢になりがちですが、私は意識して1時間ごとに軽いストレッチなどを挟んでいます。こうする事で逆に作業効率も良くなるんですよね。

ずっと同じ姿勢をとるというのは全身の血流が悪くなるため、痔以外にも体に悪影響を及ぼします。

なので健康的にも長時間同じ姿勢をとらないというのは良いことです。

そして②ですが、固い便などでいきむと肛門が傷ついてしまうので痔が悪化します。

便を柔らかくする、または便秘を防ぐという意味で、乳製品をとったり、水を出来るだけこまめにとったりしています。

これも痔だけではなく、健康面に良いことです。

私は尿酸値が少し高めだったのですが、水をこまめにとる事で尿酸値を下げる事が出来ました。

という感じで、痔を悪化させない行動を意識する事で、体全体の健康面に良い影響が出ているので、痔と付き合っていくのも悪くないかなぁと思っています。

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