これまで、1回、2回と虫歯を静脈内鎮静法で治療してきて、今回ではや3回目。
3か月で3回、月一ペースで静脈内鎮静法を受けている事になります。
今回はこれまでと違い、何本も一気に歯を治療するわけではなく、1本抜歯するだけです(抜糸や入歯の歯型取り等の簡単な作業もあり)。
今までの歯に比べて難しい歯の抜歯という事ですが、やはり1本の抜歯だけなので、所要時間は短い予定です。
今までと同じように、食事制限等の当日の注意点を守り歯医者へ向かいます。
歯のレントゲンを見ながら今日治療する歯のチェックをしてから、静脈麻酔の点滴を打ちます。
血圧計などをセットして、イスが倒れます。
何から何まで今までと同じ。
あとは眠くなって、気づいたら治療が終わってるはず。
そう思ってました。
医師「まず麻酔しますね」
そのような声が聞こえてきて、注射の痛みが。
あれ?普通に意識あるな…痛みもあります。
そろそろ寝るのかな?
ガリガリと歯を削る感覚
やばい普通に意識がある!!!
私「あのぉ、まだ意識あるんですけど」
医師「それでは麻酔を多くしますね」
ガリガリと歯を削る感覚
そして抜歯時の圧がかかる感覚
全部ありました。
というかずっと意識あります。
私「ずっと意識あるんですけど…」
医師「麻酔は結構多めにやっているので、ちょっとこれ以上は足せないですね」
抜歯後も、抜糸や歯型取り、全て意識がある状態で行われました。
そして治療終了。
口に何もされなくなり、周りから人の気配やしゃべり声が聞こえなくなったので、目のタオルを取って周りを見回します。
時間は14時50分すぎでした(治療開始が14時10分)。
ゴソゴソしている自分に気づいたのか医師がやってきました。
私「今回はあまり眠れなかったみたいです…」
医師「ところどころ反応がなかったので半分くらいは寝ていたと思いますよ」
たしかに体感的には20~30分だったので、治療時間から考えると半分くらいは意識がなかったのかもしれません。
まぁそもそも静脈内鎮静法って、全身麻酔とは違い、意識がある状態でするものなので、これが正しいっちゃ正しいのかもしれませんが、
これまで経験してきた時は「一瞬で終わる」「ほんの数秒記憶がある」程度だったので、半分も意識がある状態の静脈内鎮静法は初めてでした。
私「もしかして短期間で何回もやったから耐性とかつくんですかね?」
医師「あるかもしれないですね。でも今回で終わりですし、時間置けばまた意識なくやれると思いますよ」
短期間で何回もやると、こんな感じに意識がある(静脈麻酔があまり効かない)状態になってしまう可能性があるみたいです。
その後、血圧が戻るまでその場で20分くらい待機して、これまで治療後は静脈麻酔の影響で最初に立ち上がった時少しふらつきがあったのですが、今回は麻酔があまり効かなかったからか、全然ふらつきもなく、すぐに帰る事が出来ました。
医師「こんなに麻酔の影響がない方は初めて見ました」
と言われたほど、本当に何も影響はありませんでした。
14時10分に治療開始して、15時30分にはもう歯医者を出れるというスピード感。
薬は前と同じで、抗菌のフロモックスと鎮痛のロキソニンを処方してもらいました。
今回は抜歯の影響で、前より少し痛みが強くでるかもという事で、ロキソニンは前回の倍の量を処方されました。
抜歯箇所をガーゼで噛むのは不要と言われたので、ガーゼはもらいませんでした。
今回の静脈内鎮静法で実施した難抜歯については、こちらの記事でまとめています。
今回の費用
静脈内鎮静法での治療 55,000円
交通費 600円これまで治療にかかった全費用
526,080円
※#18後の全費用に加算
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