静脈内鎮静法での治療が終わった後の最初の通院日。
一時的な詰め物を剥がし、オールセラミック、ジルコニアの被せ物をする(歯を入れる)予定の日です。
「詰め物を剥がして、歯を入れるだけだから、痛みもなく、そんなに気にするものではないだろう」と思っていた私ですが、静脈内鎮静法での歯の治療を開始してから一番痛みがあった治療となりました…
当日の様子
虫歯治療をして一時的な詰め物をしている歯は3か所(上右4,上右7,上左6)。
このうち上右7と上左6の歯は、物を噛むとき痛みがあり、冷たいものや温かいものがしみていました。
医師によると「食事の時に痛みが出ている歯は、神経が過敏になっていて、歯を入れる時に痛みが出るかもしれない」との事。
とりあえず、食事の時に痛みがない上右4の歯からセラミックをかぶせていく事になりました。
▼治療の手順▼
①一時的な詰め物を剥がす(簡単にはがれる)
②風をあてて接着剤を塗る
③オールセラミックの歯をかぶせる
④噛み合わせを見てドリルでセラミックの形を整える(歯は削らない)
⑤歯間に糸が通る事を確認
手順的には上記のような事を1本ずつやっていきます。時間は順調に進めば1本で10分かからないくらい。
食事の時に痛みが無かった上右4の歯は、上記手順①~⑤全てで痛みがありませんでした。
続いて、食事中に多少の痛みが出ていた上左6の歯。
この歯では、④の時に多少の痛みがありました(我慢できないほどではない)。
最後にものを噛むだけで痛みが出ていた上右7の歯。
この歯が痛かった…
どこで痛みがあったかというと、
①は痛くない。②は多少痛い。③は痛くない。
④は耐えられない痛み。⑤は痛くない。
という感じ。
とにかく④がヤバかった。歯を削っている訳ではないんですが、ドリルを使うため水を出していて、その水にしみて痛みが出ているらしいです。
歯の神経の痛みが大きく耐えられなかったため、麻酔をすることになりました。
麻酔は表面麻酔をしても多少痛みがありましたが、④の痛みに比べれば全然小さなもの。
麻酔後は痛み無く治療を続けられました。
いやぁ、もう痛い事はないと思っていたのですが、セラミックの歯をかぶせる時に痛みが待っているとは…。
虫歯治療で大きく削った歯だとこんな感じになる事があるみたいです。
もし麻酔が切れた後にまた痛みが出てくるようなら、神経を抜かないといけないかもという話でしたが、オールセラミックの歯をかぶせた後は、食事で物を噛んだ時にあった痛みが嘘のように消え、痛みと言えば冷たいものに多少しみたくらいでした。
突然痛み出すという事もなく、順調にいったんだなと実感できました。
最後に、オールセラミックの歯を入れた直後の状態が以下です。
もう本当に、見た目は全然他の歯と変わらないです。
ちなみに歯についている緑色等の汚れは④噛み合わせチェックでついているもので、歯を磨いた後に綺麗にとれました。
今回入れたオールセラミックは、汚れも付きにくく、銀歯のように隙間から虫歯になったり、数年で取れたりなどはあまり無いみたいです。
残念ながら、保険治療適用外なので1本7~8万しますが、銀歯の隙間が虫歯になって抜歯する事になった経験がある私からしたら、十分その価値はあると思います。
今回の費用
セラミック等の費用 165,000円
交通費 600円これまで治療にかかった全費用
298,560円
当日の様子(2回目)
2回目の治療後は下の歯(下右4)1本です。
同じように詰め物を剥がし、歯をかぶせて、ドリルで調整しました。
こちらも痛みはありませんでした。奥歯の方が痛みが出てくるのかも。
今回(2回目)の費用
セラミック等の費用 60,500円
交通費 600円これまで治療にかかった全費用
470,480円
※#19後の全費用に加算
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