【足指 打撲と骨折の見分け方】足の小指を角にぶつけて中々治らない場合は要注意

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症状・状況

足の指をタンスの角などにぶつけて痛い思いをする…

誰もが経験したことがあると思います。

ただし、痛いのは一瞬だけで、すぐに痛みは治まり外傷もないというケースが多いのですが、実はこの角に足の指をぶつけると骨折してしまうケースも少なくないのです。

そして症状が軽いとねんざや打撲と勘違いして放置してしまう人も結構います。

かくいう私も左足の小指を骨折(ひび)したことがあるのですが、以下のような軽い症状で病院に行くかどうか迷ったことがあります。

・普通に動かせる

・歩いた時や指を押したときに痛みがある

・足を利用していない時には痛みはほぼない

・反対の足の指に比べて多少はれている

・足をぶつけた数時間後に内出血を確認

このように症状が突き指程度だったので捻挫や打撲だと思っていましたが、1週間くらい腫れや痛みが治まらなかったので病院(整形外科)へ行くことにしました

ちなみにその時の足(小指)の写真がこちらです。

右足の小指と比べると多少はれていて、指裏、横に青アザ(内出血)があります。

診断結果と治療方法

病院では、問診、指の状態確認、レントゲンをとってもらいました。

診断結果は骨にひびが入っていました。

治療方法としてはそのまま隣の薬指と一緒にテーピングで固定してもらいました。

日常生活ではかかと歩きになりますが、松葉杖や車いすは必要なく、あまり支障はなかったです。

1か月程度で完治しました。

打撲と骨折の見分け方

今後また足の指をぶつけた時のために、医師に聞いたことをまとめました。

・あきらかに足の指が変な方向を向いている、動かせない、すごくはれる、激しい痛みがある、などの「これは絶対にまずい」という症状がある場合は、ほとんどの人が病院へ来るので見分けは不要

・すこしヒビが入る程度の軽度な骨折の場合は、はれ、あざ(内出血)、歩く時に痛むくらいで、強さは違うものの打撲や捻挫に症状は似ており、放置してしまう人も多い

・骨折の場合は数日で症状が改善するということはないため、数日で症状が改善に向かうのであれば、骨折ではない可能性が高い

・症状が大したことなく放置した場合でも、だんだん症状が悪くなったり、数日たっても改善しない場合は、すぐに整形外科を受診した方がいい

まとめると、

打撲か?骨折か?迷ったとき

・見た感じあきらかにまずい場合はすぐに病院へ行く。

・症状が大したことなく、放置していたが、どんどん悪くなる、数日たっても改善が見られない場合は病院へ行く。

・症状が大したことなく、放置していて、徐々に改善する場合はあまり心配する必要はない

という事になります。

ご参考までに。

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