さて、静脈内鎮静法で治療を受ける歯医者が決まった訳ですが、ここからが本番です。
なにせ今までは、歯医者に行って歯を見せただけ。
ここから治療が始まります。
治療開始初日。
ほとんどの歯医者で言われたのですが、静脈内鎮静法で歯を全体的に治療する前に、1度「歯のクリーニング(歯石取り)」をした方がいいとの事。
理由は、虫歯を治療しても歯石が残っていると、また虫歯や歯周病といったトラブルにつながるため。
まず全体を綺麗にしてから、虫歯を治療するという流れです。
この歯石取りですが、お恥ずかしながら歯科恐怖症の私は、人生で一度も体験したことが無いのです。
なのでどういう事をするのかとても不安で、以下のような事を教えてもらいました。
・超音波スケーラーという器具を使う
・超音波スケーラーを歯にあてるだけで削らない
・虫歯箇所にはあてない
・歯と歯茎の境目から歯の側面にあてる
・歯茎に当たるので多少痛みがある場合もある
・また少量の水が出るのでしみる方もいる
痛みがあるかも…という点が少し気になりましたが、歯を削る訳ではないし、痛みも強いものではないらしいので、やってみました。
歯石取り 初体験レポート
まず、全ての歯の歯周ポケットの深さを測ると言われて、歯と歯茎の境目を棒のようなものでつつかれました。痛みを言えばここの工程が一番痛みを感じましたが、歯茎をつつかれるだけなので、我慢ができない・体が反応してしまうという程の痛みではなかったです。もちろん麻酔も不要です。場所により痛みが変わるようで、自分は前歯が一番痛みを感じました。痛みは歯の神経にあたる痛みではなく、歯茎を押される痛みです。
続いて、超音波スケーラーを使った歯石取りに。
歯と歯茎の境目、歯の側面にあてる感じで、抜歯予定の歯はやらなかったのですが、それ以外の歯は全て実施しました。
ここの工程でも歯茎を強く押す感じがするので、多少の痛みがありましたが、痛み的には前の工程の方が強かったです。
歯周ポケットの深さを測る時と同じように前歯の上の歯が一番痛かったですが、多少痛みを感じたのは前歯くらいで、他の歯は特に痛みはなく、奥歯なんか気持ちがいいくらいでした。
歯を削る、神経にふれる痛みではなく、歯と歯茎の境目を押される痛みなので、言ってもそこまで痛くはないです。痛みで反射的に体が動くとか、今後絶対やりたくないとかいうレベルの痛みではないです。麻酔注射する時の方が全然痛いです。
また、水でしみる等もなかったです。
あっちなみに、少量の水が出るんですが、本当に少量で、唾液と誤差レベルの量でした。処置中に先生が器具で吸ってくれるので、口の中にに水が溜まっていくという事は無かったです。その水は飲んでも無害との事でした。
ただ、処置後に口をゆすぐと出血していました。
痛みの割に結構出血していたので少しビビりました。
超音波スケーラーを使った歯石取りが終わると、ブラッシングすると言って、歯の側面を磨くような機械をあてられました。側面にあてられただけなので、痛みは全くなかったです。
それと、歯の揺れ(ぐらつき)のチェックもしましたが、どのタイミングでしたか覚えてないです。これもただ、歯を横から少し押してチェックしていくだけなので、痛みも全然なかったです。
歯のクリーニング(歯石取り)は全部で20分くらいで終わりました。
歯のクリーニング直後の歯がこちら!
前歯
before
↓↓↓↓
after
下の歯
before
↓↓↓↓
after
上の歯
before
↓↓↓↓
after
なるほど、写真では分かりにくい…
でも、実際は歯の表面がかなりツルツルになりました。
舌で触ると分かるんですよね。
最初に触った時の「うわっめっちゃツルツルしてる!」という感覚は今でも覚えています。
また、この歯のクリーニングですが、定期的に半年に一度くらいはやっておいた方がいいとの事。
定期的にやっていれば、歯石も貯まらないので、歯石取り時の痛みも無くなるらしいです。
さて、歯石取りも終わったので、次回はついに静脈内鎮静法での治療となります。
1週間後に予約を取りました。
当日は緊張する事でしょう。
続く…
と、最後に、
これから治療にかかった全ての費用(交通費等も含む)をまとめていく事にします。
記事最後に追記していきます。
治療完了まで果たしていくらかかるのか。
今回の費用
歯のクリーニング 2,050円
(初診時:2,920円 ※2023/6 追記)
交通費 600円これまで治療にかかった全費用
5,320円
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