頻脈で大学病院での検査を受ける事になったのですが、RI検査(甲状腺シンチグラフィ)と呼ばれる検査を受ける事になりました。
こちらの記事では、その検査の流れを実体験をもとにしたレポート形式でまとめています。
実体験レポート
まず、検査を実施する前の通院日に、RI検査についての説明を受けました。
上記の説明資料にも記載されていますが、聞いたことをざくっとまとめると、RI検査というのは、放射性医薬品を注射で体内に入れて、それが検査対象の部位に集まるか集まらないかを見る検査です。
これをすることで体内の悪い場所が特定できるようです。
放射線検査なので放射線被ばくをしますが、健康被害がほとんど起きない程度の少量の被ばく量なので問題はなさそう。
また、体内に注入する放射性医薬品はその人の体に合わせて作っているオーダーメイドで、さらに当日しか使用できないので、約束の時間に遅れそうな時や来れなくなった時はすぐに連絡が欲しいとの事でした。
さて、検査当日。
運動や食事制限等、当日守らないといけない事はなかったので、いつも通り朝食をとり病院へ向かいます。
受付を済ませ、いつものクリアファイルをもらいます。
こちらが本日の予定です。
検査にかかる時間はトータルで1時間くらいみたいですね。
待合室で待っていると、検査の担当者がやってきて、身長と体重を聞かれました。
何やらその人の体格によって薬の量を調整する必要があるとの事。
その後少し待って、検査室から呼ばれました。
まず、放射性医薬品を体内に注入するために注射をします。
この注射ですが、甲状腺の検査という事で首(喉)辺りに打つのかなとか、少し気になっていはいたのですが、普通に腕に打ちました。RI検査で唯一痛みがあるのがこの注射のみです。
そして注射で注入した放射性医薬品が体内に行き届くまで20分くらい待機です。
待合室に設置されていたテレビを見て過ごしていたのですが、最初から最後まで待合室には私一人しかいませんでした。
そして20分後、先ほど注射した検査室とは違う扉から呼ばれます。
中に入るとデカい検査の機械があります。部屋も広い。
検査前に口の周りに放射性医薬品がたまる事があるのでと、紙コップ1杯の水を渡されたので飲み切りました。
そして検査台に仰向けに寝て検査開始。
MRIのように機械の中に入っていって10分じっとしてるだけです。
検査中は痛みなどはありません。MRIのように音がうるさいとかも無いです。
甲状腺(首付近)の検査という事もあり、顔の近くに板のようなものがありますが、特に気になるほどでもなく、MRIの30分は長くて苦痛な私ですが、10分であれば大丈夫でした。
予定は1時間取られていましたが、実際の所要時間はトータルで40分くらいでした。
かかった費用
RI検査(甲状腺シンチ):8,200円
交通費:672円
診察や薬の処方等なく、1回の検査だけでこれだけかかります。
検査費用はやはりそれなりにします。
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